投資

複利の力で老後問題は解決!(月1万円積立で2,000万円達成)

2020年11月1日

老後資金2,000万円はどうやって資産形成すればいいだろう?

という疑問を解決できる記事です。

複利(投資)の力を理解し、積み立て投資を実際に行うことで老後資金(2,000万円問題)は解決できます!

 

1.単利と複利の違い

 

株式投資や投資信託などを行う際の利息の考え方には「単利」と「複利」の2種類があります。

 

単利とは

元金のみに利率が適用されるものです。

【例】100万円を一括投資し利率が5%の場合

・利息:100万円×5%=5万円

※元金のみへの利率適用のため、利息は毎年5万円

・25年間の利息:5万円×25年で=125万円

結果、元金100万円+利息125万円=225万円となります。

 

複利とは

元金だけでなく利息にも利率が適用されるものです。

【例】100万円を一括投資し利率が5%の場合

・利息:(1年目)100万円×5%=5万円、(2年目)105万円×5%=5.25万円

※経年によりどんどんが利息が増加

・25年間の利息:238万円

※「(元金+利息)×利率」で利息計算されるため、利息が利息を呼ぶ

結果、元金100万円+利息238万円=338万円となります

25年間の単利と複利を比較すると、100万円以上も差が生まれます。

複利とは、元金のみではなく利息にも利息がつく、雪だるま式に多くのリターンが得ることができる仕組みです。

 

2.複利は人類最大の発明(アインシュタイン)

 

相対性理論で有名な「20世紀最高の物理学者」との評されるアインシュタイン博士は、「複利は人類史上最大の発明」と呼んでいます。

「1.単利と複利の違い」のとおり、複利は利子で利子を呼ぶ効果を持っています。

その効果は、長期であればあるほど、大きく効果を発揮し、月1万円の積み立てが、約45年で2,000万円まで増やすことができます。

月1万円を45年間積み立てると、元金は540万円です。

これが銀行預金であった場合は、年利0.001%で利息は1万円にも満たないため、元金とイコールの540万円です。

複利(投資)の場合は、お金がお金がを稼ぎ1,460万円もの利息を生み、元金との合計は2,000万円にもなります。

これが、アインシュタイン博士に「複利は人類最大の発明」と言わしめる理由です。

 

3.シミュレーション(複利の力)

 

(出典:SBI証券 積立シミュレーション

毎月1万円を積み立て、年利が5%であった場合のシミュレーションです。

前述のとおり、45年1ヵ月で2,000万円の資産を形成できます。

 

2,000万円の内訳

・積立元本(元金):「540万円」

・増えた額(利息):「1,460万円」

 

注目すべき点は、増えた金額(棒グラフの濃い青)です。

増えた額(利息)が元金を超えた26年目から、急速に利息が増え、後半20年で元金の3倍まで増えています。

複利の効果は、繰り返しになりますが、長期投資にあります。

そう、一番メリットを享受できるのは、赤ちゃんを含む子どもです!

遅くとも15歳から積み立てを始めれば、2020年時点の定年である60歳には2,000万円の資産が築けます!

 

複利の力は長期投資で大きく発揮(0歳から始める投資)

投資は0歳からでもできます。

0~19歳の方が利用できるジュニアNISAを利用すれば、投資から得られる配当金が5年間非課税で資産形成が可能です。

お子さんがいらっしゃる場合は、人類史上最大の発明である「複利」を生まれたときから利用できるように支援しましょう!

 

4.想定利回りは現実的か

シミュレーションの前提条件は利率「5%」です。

投資のため、利率の保証ありません。

上がることもあれば、当然下がることがあります。

この「5%」は実現的な数値なのでしょうか。

この疑問を解決できない限り、投資に踏み出すことは難しいと思います。

そこで、アメリカ株式である「S&P500」の過去の推移を確認してみましょう。

 

S&P500とは

主要上場市場が米国の取引所(ニューヨーク証券取引所、NSDAQ等)の米国企業で、流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。

出典:楽天証券

 

S&Pの1926年以降の年率平均リターンは「10%程度」となっています。

(出典:InvesTube

しかし、表のとおり、3~4年に一度はマイナスリターンとなっていることには、注意が必要です。

当然、株価は上下はつきもので、上がりっぱなしということはありえませんが、株価の上下に一喜一憂せず、長期保有であれば、年率「5%」は現実的であると言えます!

ちなみに、楽天証券では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という商品名称で販売されており、購入することができます。

積み立てNISAでも活用できる商品で、私も利用しており、お勧めです。

 

5.まとめ

複利の力で、老後資金2,000万円の資産形成は可能です!

なぜなら、複利とは、元金だけではなく利息にも利息がつく、魔法の仕組みだからです。

例えば、毎月1万円を年利5%で45年間積み立て投資を行うと、2,000万円の資産形成が実現できます。

キーとなる年利5%は、過去100年間のS&P500(アメリカ株式)の実績を見ても、実現可能な利率であり、嘘や詐欺の話でありません。

複利の力を利用し、お金にお金を稼がせ、老後の不安(2,000万円)を払拭しましょう!

では、また!

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MLP

サービス業のマネジメントに従事しているアラサー会社員です。 このブログを通して、読んで頂けた方の人生に「少しでもプラスの影響」を与えられればと考えています。日々の学びをこちらで発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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