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建築前(未完成)建売住宅購入のメリット・デメリットは?未完成住宅を購入した理由を公開します!

2020年7月26日

未完成物件のメリット・デメリットって何だろう?

と疑問をお持ちの方のお悩みを解決できる記事です。

50軒以上の物件を検討してきた中で、予算範囲内であり、その他購入条件に合致したため、最終的に未完成物件の購入に踏み切りました。

建売の未完成物件は、注文住宅のようにカスタマイズでき、かつ注文住宅と比べ価格を抑えられることが、最大のメリットです!

それでは、メリット・デメリットについて、解説していきます。

1.メリット

(1)セミ注文住宅

注文住宅のように、自分好みにカスタマイズできるのが最大のメリットです!

建売業者によっては、カスタマイズできないところがありますので、事前に営業マンに確認してみて下さい。

注文住宅も取り扱っている業者ですと、融通が利くところが多いため、カスタマイズを狙うなら、業者から選定しましょう!

①カラーセレクト

床材や建具(玄関扉、LDK扉、洗面所扉、居室扉など)、スタディーカウンターやキッチンなど、カラーセレクトできます。

カフェやインスタやモデルルームなどを参考に、自分が気に入ったカラーを選択できますし、今使っている家具の色に合わせることも可能です。

完成物件を購入後に、床材を全て変えようとすると、数十万~百万円単位となるため、床材などの色に拘る場合は、未完成物件は価格的にもメリットがあります。

②アクセントクロス

玄関、リビング、キッチン、寝室などのアクセントクロスが選択できます。

選択できる箇所は、業者によりますが、3箇所程度のところが多いです。

私の経験上、完成後の建売で、満足のいくアクセントクロスがあったことは、1割程度でした。

設計担当のセンスや好みによるため、概ね変なアクセントクロスしかないイメージです。。

未完成物件なら、業者指定のカタログから、自分の好みに合ったものを選択できます!

③ダウンライト

未完成物件ですと、照明の変更も可能です!

リビングの解放感やおしゃれの追求には、ダウンライト一択だと思います。

業者によっては、サービスの範囲で対応してくれますし、サービスでないにしても、自身で手配するよりも安くできることが多いです!

④コンセント

コンセントも好きな位置に追加し放題です!

建売購入後の後悔ポイントとして上位に挙がってくることが多く、部屋の角という角に合った方が便利なものです。

私は、居室はもちろん、玄関やクローゼットや洗面所などあらゆるところに設置しました!

⑤建築後に他人が入ることがない

気分的なところですが、注文住宅と同じように、工事関係者以外は誰も入ることがありません!

一般的に建売は、現地を見て購入しますので、他人に入られてしまいます。

当然、引き渡し前にハウスクリーニングは入り、綺麗にはなりますが、気分的に他人が入っていない方がいいですよね!

また、悪意のある方に、部屋の間取りや構造を知られるリスクも軽減できます。

⑥地盤改良・基礎工事から外構工事まで建築過程が全て見られる

「建売は建築過程が見られない」というデメリットを払拭できます。

地盤改良の工事から、基礎工事、断熱や耐震など、全工程見られます。

私は、週1回現地を訪れ、写真に収めています!

各建築工程におけるチェックポイントをネットで調べ、確認することで、手抜き工事か否かもチェックできることがメリットです。

(2)注文住宅と比べコストが抑えられる

建売住宅の場合、分譲戸建て分の資材をまとめて発注できますので、その分価格を抑えることができます!

構造部分の資材はもちろん、キッチン周りや水回りなども、注文住宅よりもコストを抑えられます。

土地代も業者から直接買う(※)よりも安く入手できますので、コストメリットが大きいです!

※土地のみで業者が販売する場合、建売よりも利益を乗せる傾向にあります。

(3)落ち着いて準備ができる

①資金準備

財形貯蓄から資金を準備する場合、手続きに時間を要しますが、余裕を持って、準備することができます!

未完成物件であれば、ローン実行まで時間があるので、安心です。

②住宅ローンの選定

住宅ローンに選定にあたって、落ち着いて、団体信用生命保険の保障内容や金利を比較することができます!

金利は、1%違うだけで2万円/月(※)も支払額が異なりますので、拘るべきポイントです。

※借入金額が4,500万円だった場合

じっくり、後悔のないように、準備することが可能です!

③引っ越し業者の選定

引っ越し業者の選定も、余裕を持って、準備することができます!

複数の業者に見積もりを取ったり、自身でトラックを借りて搬入を計画するなど、時間をかけて、検討することで、節約することが可能です。

④家具・家電等準備

入居と同時に、家具・家電等も手配することが可能です!

受注生産の家具やカーテンなどは、発注してから時間がかかります。

未完成物件ですと、入居のタイミングで、家具等一式を準備して、新生活スタートすることができます!

⑤賃貸契約の解約(違約料なし)

賃貸契約を違約料なしで、解約することができます!

2ヵ月前に通知など、業者によって、解約条件は様々です。

入居までに時間の猶予があることで、無用な負担を減らすことが可能です。

(4)手付金の放棄で住宅購入(住宅ローン)から解放される

万が一、給与が減らされたり、家庭環境に変化があったりした場合など、手付金の放棄だけで、住宅ローンを回避することができます!

住宅ローンが実行されてしまった場合は、売却が前提であり、売れなければローンは続き、また売却できたとしても、大幅に損する可能性があります。

ローン実行までであれば、手付金(50~100万円程度)を放棄するだけで、多額の借金を回避することが可能です。

2.デメリット

(1)建築後の建売物件に比べ大幅値引きが狙えない

建売住宅は、こちらの記事のとおり、築年数に応じて値引き率が高くなりますので、未完成物件の場合は、大幅値引きは狙えません。

「値引き」できた場合でも、提携値引き(建物価格の0.1~3%)のみだったり、価格の値引きはできず、サービスのみに留まる傾向にあります。

大幅値引きを狙う場合は、未完成物件は除外しましょう。

(2)実物を確認してから判断ができない

実物を確認してから「購入するか否か」の判断ができないため、完成後の物件がイメージと異なるリスクがあります。

契約先業者の他の完成物件を見学することで、ある程度イメージを掴むことができますが、実物を確認できないことはデメリットです。

(3)入居までが待ち遠しい

順次時間を確保できる反面、建築が完了するまで、入居することができません。

しかし、建築過程をチェックすることは、楽しくワクワクするため、それほどデメリットではないかもしれません。

 

大幅値引きを狙うことはできませんが、メリットが大きいことが、ご理解いただけたかと思います。

参考にしてもらえたら、嬉しいです!

では、また!

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サービス業のマネジメントに従事しているアラサー会社員です。 このブログを通して、読んで頂けた方の人生に「少しでもプラスの影響」を与えられればと考えています。日々の学びをこちらで発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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