
おしゃれに見えるクロスを知りたいなぁ。
と疑問をお持ちの方のお悩みを解決できる記事です。
実際に建築前の建売住宅を購入し、建てるにあたって、様々なサイトやSNSを調べ、悩みに悩み決定したアクセントクロスを紹介します!
目次
1.アクセントクロスとは
出典:サンゲツWEBカタログ
アクセントクロスとは、部屋の壁の一部分に、標準の白い壁紙とは別のクロスを貼り、部屋のアクセントとすることです。
画像のように、部屋に差し色を入れることができ、おしゃれな空間を演出することができます。
マイホームの第一印象を左右する「玄関」やメインとなる「リビング」には、必ず取り入れたいオプションです。
2.アクセントクロスのメーカー
出典:サンゲツHP
アクセントクロスを含む壁紙のメーカーは、日本には5つほどあります。
建売住宅の場合、メーカーを選ぶことができませんが、業界最大手のサンゲツから選ぶことが、一般的です。
そんな私も、建売住宅の指定メーカーは、サンゲツでした。
ちなみに、サンゲツ以外のメーカーは以下のとおりです。
サンゲツ以外のメーカー
①ルノン
・暮らしに価値のある機能を追及しているルノン。
・消臭効果の高い「空気を洗う壁紙」など、機能性の高い壁紙が充実しています。
②トキワ
・機能性に優れた壁紙が多いです。
・また、遊び心がありながらも落ち着いた色味で空間にさりげなく馴染むものもラインナップされています。
③リリカラ
・デザイン性が優れています。
・個性的な柄が多くあり、おしゃれなインテリア上級者によく選ばれているメーカーです。
・ベーシックな壁紙から、個性あふれる柄のものまで圧倒的な柄数を有しています。
・また、メーカー独自に海外ブランドとのタイアップ壁紙を発売するなど、価格を抑えたおしゃれな壁紙が多く、プロに人気のメーカーです。
興味のある方は、会社名をクリックしてみて下さい。
強い拘りがなければ、建売指定のメーカーで十分です。
当然お金を払えば指定できますので、好きなメーカー選ぶことは可能です。
3.アクセントクロスの種類
アクセントクロスは多種多様ですが、大きく以下の8つに分けられます。
①シングルカラー(単色)
②木目
③ストーン(石)
④タイル
⑤レンガ
⑥コンクリート
⑦和
⑧リッチ(高級)
それぞれの特性は、1つずつ解説していきます。
(1)シングルカラー(単色)
シングルカラーとは、柄ではなく、赤系・青系・黄系などの単色のクロスです。
白い壁に、一面だけ指し色があるとおしゃれな雰囲気を演出できます。
黄色など派手な色でなく、グレー系などの落ち着いた色でも、見た目は良くなります。
柄が苦手だったり、失敗しないか不安だったりする場合は、シングルカラーを選びましょう。
(2)木目
木目とは、言葉のおとり、木の板の表面に表れる模様です。
カフェなどでもよく見かける、おしゃれでリラックスした空間を作る際に用いられます。
インスタグラムでも、マイホームの天井に使用している例がよく見られます。
天井を無機質な白から、木目に変えるだけで、かなりおしゃれな空間とすることができますので、是非取り入れたいアクセントクロスの一つです。
(3)ストーン(石)・塗り
ストーンとは、石のように見えるクロスです。
ストーンは高級感を演出することができます。
エコカラットで、石そのものを貼ることもできますが、費用が数倍かかりますし、剥がれ落ちる危険性もあるため、安価で安全に対応したい場合は、このアクセントクロスがお勧めです。
塗りとは、漆喰などを塗ったように見えるクロスです。
クセがないため、色選びさえ間違えなければ、どんな空間にも合います。
シングルカラーとの違いは、質感です。
色による差はないため、好みに合うものを選びましょう。
(4)タイル
タイルを貼ったように見えるクロスです。
実際にタイルを貼るよりも、安価に手配することができます。
質感がしっかりしているため、パッと見は実際のタイルと遜色なく、画像のとおり、とてもおしゃれに演出できます。
鏡と洗面台が独立してるタイプの洗面所の場合は、是非取り入れたいアクセントクロスです。
(5)レンガ
レンガ風のクロスです。
リビングにも、キッチンも合う万能なクロスで、適度に活用することで、おしゃれさを演出できます。
(6)コンクリート
コンクリート風のクロスです。
コンクリート打ちっぱなしの雰囲気にすることができます。
無機質な雰囲気が好きな人にお勧めです。
(7)和
和室に取り入れたいクロスです。
旅館や料亭の雰囲気を演出できます。
和室に高級感をとたせたり拘りたい方には、必須のクロスです。
(8)リッチ(高級)
ラグジュアリー感を演出できるクロスです。
床材、建具、家具に統一感がないと、クロスが浮いてしまいます。
全体のインテリアの設計をしてから、選ばないと失敗してしまいますので、注意が必要です。
4.お勧めのアクセントクロス
(1)アクセントクロスを決める前に床材と建具の色を決めよう
インテリアをコーディネートしていく上では、床材と建具の色はとても重要です。
なぜなら、床材はインテリアとしての面積が大きく、建具はアクセントとして、部屋の印象をつくるからです。
部屋の印象をつくる、床材と建具の色をベースに、雰囲気に合うアクセントクロスを選ぶことが重要です。
床材と建具の色の選び方は、こちらの記事を参考にしてください。
結論としては、床材はホワイト系は一択で、建具はブラウン系がお勧めです!
-
-
床材(フローリング)・建具の色の選び方(おしゃれなカラーセレクト)【2020年最新】
床材や建具は何色にすればいいだろう? おしゃれに見える色を知りたいなぁ。 と疑問をお持ちの方のお悩みを解決できる記事です。 実際に建築前の建売住宅を購入し、建てるにあたって、様々なサイトやSNSを調べ ...
続きを見る
(2)ホワイト系の床材、ブラウン系の建具に合うお勧めのアクセントクロス
私は、床材の色をホワイト系、建具はブラウン系にしました。
ちなみに、家具はブラウン系です。
この前提を踏まえたうえで、おしゃれな空間をつくれるアクセントクロスを選びましたので、お勧めとして紹介します!
建築前の建売住宅を購入しており、無料で選べるアクセントクロスは、玄関、リビング、キッチン、寝室でしたので、それぞれ紹介します。
①玄関
玄関は、第一印象をつくります。
そのため、おしゃれで目を引く、画像の「白の木目」のアクセントクロスとしました。
床材とアクセントクロスは、白の同系色のため、お互いに邪魔しません。
単なる白ではなく、木目とすることで、存在感があり、優しく温もりを感じる印象なります。
ファーストインプレッションで、おしゃれなイメージを持たせられますので、白の木目のアクセントクロスがお勧めです!
②リビング(スタディカウンター)
リビングは、マイホームのメインの空間です。
マイホームの印象を決定付けますので、リビングのアクセントクロス選びは特に重要です。
私の場合、無料のアクセントクロスの場所は、リビング内にあるスタディーカウンターの一面でした。
リビングにアクセントを与えるには、持って来いの差し色とできる小さめの面積であったため、柄の強いブランウンのレンガ風のアクセントクロスとしました。
画像のように広範囲に使用すると、うるさい印象になるため、使用する面積を小さくするなどの使い方の工夫が必要です。
上手く使えば、おしゃれになること間違いなしのため、お勧めです!
③キッチン下
キッチン下のアクセントクロスは、シングルカラーの淡い青にしました。
私のリビングは、まさしく画像のとおり、白の床材、ブラウン系の家具の色使いです。
淡い青でさりげなく、アクセントとすることで、おしゃれな雰囲気を演出できます。
淡い色であれば、リビングのメインで使っても、失敗はありませんので、是非お勧めです。
④寝室
寝室のアクセントクロスは、自己満足の世界です。
家族以外に見られることはありませんので、自分や家族が満足できるかを重視して選ぶことが良いです。
私は、ホテルのような高級感が欲しく、また落ち着いた空間としたかったため、素材感がしっかりしているアクセントクロスを選びました。
サンプルを触ってみましたが、紙とは思えない重厚な作りで、ラグジュアリーな空間にできること間違いなしのため、お勧めです!
5.まとめ
アクセントクロスを活用することで、安く簡単におしゃれな雰囲気を演出できます。
なぜなら、おしゃれな木目やレンガなど、実物で対応しようとすると、費用も時間もかかりますが、アクセントクロスなら貼るだけだからです。
多様な種類の中から、玄関には白の木目、リビングはストーンなど、貼るだけで簡単におしゃれな雰囲気を演出できます。
ポイントとしては、床材、建具、家具など全体のインテリアを設計してから、アクセントクロスを選ぶことです。
こうすることで、失敗はありません。
参考にしてもらえたら、嬉しいです。
では、また!